鳩山由紀夫元首相(73)が、TBS系ドラマ「半沢直樹」の最終回放送を受け、現在の日本の政治家に対する思いをつづった。

鳩山氏は28日、ツイッターを更新。「半沢直樹の最終回を観て思うこと」と書き出し、「今の日本の政治に白井亜希子大臣のように幹事長や総裁に逆らってでも正義を貫き政権党を飛び出る勇気を持った政治家が1人でもいたら、嘘や隠蔽や仲間内だけの政治から解放されて、小さくともきらりと光る政治が蘇るに違いない。長いものに巻かれぬ精神を持とう」と、つづった。

同ドラマは、13年に放送され、主人公の半沢直樹(堺雅人)が銀行内の不正の数々を暴いて人気を得たシリーズの続編。鳩山氏は続編がスタートした7月にも、ツイッターで「自分の出世が目的の金融界のドロドロした現状は政治の世界も似たようなものだ。政治は更にアメリカと仲良くする者が出世する仕組みとなっていることが、より複雑でこの国の将来を危うくしている」と、ドラマで描かれる内容と現実の政治を重ね合わせ、「半沢直樹の爪の垢を煎じて飲んでおけば良かったと反省しきりである」とつづっていた。