米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで知られる俳優マイケル・J・フォックス(59)が、米NBCテレビのトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」に出演し、ダイアナ元妃と映画鑑賞を一緒に楽しんだ思い出を披露した。

1985年に英ロンドンで行われた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のプレミア試写会でダイアナ妃と並んで鑑賞した時のことを振り返り、「彼女が隣に座っていて、暗くなって映画が始まった。あくびのまねをしてストレッチする感じでダイアナ元妃の方に腕を伸ばしてみたりして、まるでデートしているみたいで楽しかった」とコメント。

しかしその後はトイレに行きたくなって大変だったと語り、「彼女に話しかけられないし、背中を向けるわけにはいかないから立ってトイレにも行けず、苦痛に耐えていた」と最悪の状況について明かして司会者を笑わせた。

パーキンソン病と診断されたことを公表し、治療に専念するために一度は俳優を引退していたJ・フォックスは、先日発表した回顧録で健康を理由に2度目の引退を宣言したばかり。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)