福島県を25日にスタートする東京五輪の聖火リレーで、TOKIOと俳優窪田正孝(32)が県のPRランナーを辞退していたことが6日、分かった。県によると、いずれもスケジュールの都合が理由で、TOKIOは昨年12月、窪田も昨年の時点で辞退を申し入れたという。

TOKIOは東京電力福島第1原発事故の被災地、福島県南相馬市を走る予定だった。TOKIOは福島県浪江町の里山を開墾し農作業を行う企画を日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」で行った。また、県産品PRのCMに出演するなどした。「スケジュールが合わない」として昨年12月、県に辞退を申し入れたという。

窪田は昨年のNHK連続テレビ小説「エール」で、福島出身の作曲家古関裕而さんがモデルの主人公を演じた。福島県は6日、新たなPRランナーを発表したが、「エール」で主人公の母役を務めた女優菊池桃子(52)が走ることが決まった。