NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の22日に放送された第27話の平均世帯視聴率が16・5%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、菅波(坂口健太郎)に、気象予報士の試験合格までのスケジュールを組まれた百音は、サヤカ(夏木マリ)に試験の挑戦を打ち明けた。

そんなある日、百音はがん治療で診療院に通いだした田中(塚本晋也)からテーブルと椅子の発注を受けた。早速、打ち合わせで田中が営む喫茶店を訪ねた。すると父耕治(内野聖陽)の若い時のトランペットを吹く1枚の写真を見つけた。母亜哉子(鈴木京香)に電話すると、田中が両親とも昔からの知り合いだったことを知らされた。さらに耕治が大学時代にトランペットを吹いている姿に、亜哉子が夢中になったことを聞かされた。しかも当時の耕治は亜哉子に素っ気ない態度をとっていたということだった。年末になり実家に帰った百音。妹未知(蒔田彩珠)には、田中から聞いた両親のなれ初めを全て話した。しかし途中までしか聞いていなかった百音。その先の「お母さんの大逆転」が気になる2人はヤキモキした。さらに聞き耳を立てていた龍己(藤竜也)も、その先が聞けず気になった。