東京パラリンピック閉会式が5日行われ、演出チームのショーディレクターを、俳優でプロデューサーの小橋賢児(42)が務めていることが同日、分かった。

小橋は88年に8歳で芸能界入り。TBS系ドラマ「青の時代」、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」などに出演した。07年に芸能活動を休止し、イベントプロデュースなどを行っていたが、11年に復帰。車いすで生活する男性のアメリカ横断に同行した12年公開のドキュメンタリー映画「DON’T STOP!」で監督としてもデビューした。

その後も俳優、プロデューサーとしてマルチに活動。音楽イベント「ULTRA JAPAN」のクリエーティブディレクターを務めたほか、500機のドローンを使ったショー「CONTACT」で第6回JACEイベントアワードで最優秀賞を受賞するなど、クリエーターとしても存在感を発揮している。

5月には聖火ランナーとして沖縄県内を走っていた。

閉会式のコンセプトは「Harmonious Cacophony(ハーモニアス カコフォニー)」。和訳は示されておらず、直訳すると「調和した不協和音」となる。