18歳のラッパー、さなりがSNS上で誹謗(ひぼう)中傷や脅迫などを受けているとし、所属レーベルは9日、警視庁渋谷警察署に相談し、報告書を提出したことを公式サイトで報告した。

レーベルはサイトで「以前お知らせをさせていただきました、さなり、さなりスタッフへの度を超えた誹謗中傷、デマ情報の拡散、過度な憶測記事の掲載、脅迫などが各SNSの投稿やダイレクトメッセージで届いている旨を先日渋谷警察署にご相談、報告書の提出に行ってまいりました」と進捗(しんちょく)を報告した。

「報告書も受理していただき、今後は渋谷警察署の方々と連携を取り、引き続き対応を行う予定です」とし、「さなりを応援してくださる皆様にはご心配をおかけし申し訳ございません。少しでも早くさなりの作品をお届けできるように少しずつ制作に取り組んでおりますので今後ともさなりの応援、何卒よろしくお願い致します」と呼びかけた。

同レーベルは7月、さなり、および周囲の関係者に対して誹謗中傷や脅迫などが送りつけられているとし、「当社は、皆様による自由闊達なご意見の交換や表現行為を尊重する一方、上記行為に対しては、名誉毀損、侮辱、威力業務妨害、ストーカー行為、プライバシー権侵害、パブリシティ権侵害等の観点から警視庁、所轄の警察署その他の関係機関や外部専門家等と密に連絡を取り、必要な対応を行って参ります」としていた。