日向坂46渡邉美穂(22)の卒業セレモニーが28日、東京国際フォーラムホールAで行われた。

同期の二期生、小坂菜緒(19)がアンコールで渡邉への思いや感謝を伝えた。

ともに17年8月、けやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に二期生として加入。「美穂はすごい近しい存在というか。先輩と一緒に交ざってお仕事する機会とかも多かったり、2人で前に立つような時も結構今まで多くて」と振り返り、「だからこそ悩んできたこととか、活動に対して考えてたことがどんどんこう2人とも似てくるようになってきて。同じ感情を共有できるような仲間に出会えて、私はそれ自体がもうすごく心強かったです」と感謝した。

小坂は昨年6月から体調不良で活動休止し、今年3月に復帰した。「個人的な話になっちゃうんですけど、私が少し前まで長い間お休みをしていたんですけど、その間、美穂はずっとこう、私を離さないでいてくれて」と告白。「それがこう、私の中でここに戻って来るきっかけにもなったし、もしかしてそれがなかったら、今私はここに立ててなかったかもしれないなと思っているので」と涙ぐんだ。

その上で「今こうやって美穂のこのきれいな姿を、ここで一緒に見ることができて、ここに立つことができて、最高に幸せですし、笑顔で送り届けることができるんだなって思うと、本当にこのアイドル人生の中でも最高の瞬間を刻んだな、と私は個人的に思ってます」と笑顔。「美穂はこれから多分、たくさん頑張ることになるだろうし、新しい夢に向かって突き進んでいくと思うので、これからも頑張ってほしいなっていう気持ちと、今まで本当にありがとう、お疲れさま!」と言って渡邉に抱きつき、大きな拍手を浴びた。