お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(57)が25日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題について言及した。

デーブ・スペクター氏らが、旧統一教会側の矛盾を厳しく指摘していることを受けて、太田は「デーブさんも救いたいって思っているわけですよね。難しいのは、統一教会側も救いたいって思っているわけですよね。救うと救うがぶつかっちゃっているところだと思うんですよね。したたかにお金を搾取したいって思っている人がいるのはいるんだろうけど、純粋にこの人を救いたいって思っている人もいる。それは、その人たちは、デーブさんがサタンだってなっちゃう。だから、これはもう人間が何かを信じちゃったときに、例えば恋愛でも何でもそうじゃないですか。ヤクザみたいなやつを大好きになっちゃったときに、周りがいくらあんなやつと付き合ってもっていったって、だってこの気持ちは本物だものってなっちゃったときに、人間の心をどうやって我々はね、亡くなった人の年齢でっておかしいよって思うけど、その人たちにとっては、それがそう思わないって時に、人間の心をどうやって、無理やり動かせるのかっていうのは、本当に難しい問題だと思う」と話した。

さらに「今までも拉致して閉じ込めたりしていろいろ問題が起きたりして、長い時間かけてまだわかっていない、答えが見つかっていないことだから、そんなに簡単なことではないと思う」とした。