5番人気サヨノネイチヤがゴール前強襲を決め、重賞初挑戦にして初制覇を果たした。西啓太騎手(29)は18年優駿スプリント(S2)以来の重賞2勝目。坂井英光師(48)は今年2度目の重賞制覇となった。

中団後方から進出して迎えた直線、キャリア12戦目の4歳馬が並みいる実績馬をのみ込み始める。残り1ハロンを切って標的は2頭。ライトウォーリアがロードレガリスを振り切ったところ、ぐんぐん迫り、最後の1完歩で鼻面を並べた。かなり際どい勝負に西騎手は「乗ってる感覚的に勝ったと思い、早めのガッツポーズをしてしまって。ヒヤヒヤしたけど、勝ってたということでホッとしました」。全レース、ともに歩んできた鞍上には「絶対大きいところを取れる感覚があった」という。坂井師は「道中外に出してという話はしたけど、そこからはずっと乗ってる西騎手の感覚。僕は彼を信じているので」。馬は休養に入る予定だが、来年もこの人馬が戦線をにぎわす。【渡辺嘉朗】

◆サヨノネイチヤ▽父 ダノンレジェンド▽母 オムスビ(オレハマッテルゼ)▽牡4▽馬主 吉岡泰治▽調教師 坂井英光(小林)▽生産者 木村牧場(北海道浦河町)▽戦績 12戦10勝▽総収得賞金 4294万円▽馬名の由来 小夜の自然