4日午後7時から侍ジャパンと準決勝を戦う韓国は、主軸が状態を上げている。打線は東京五輪の計4試合で46安打30得点。ドミニカ共和国、イスラエルを破った決勝トーナメントに限れば、計2試合で30安打23得点をあげている。中でも日本にとって警戒が必要な左打者2人が、大リーグでプレー経験がある金賢洙外野手(キム・ヒョンス、33)、今季韓国リーグで首位打者を走る姜白虎内野手(カン・ペクホ、22)だ。

金賢洙は16年にオリオールズで95試合出場、打率3割2厘、6本塁打。19年秋の「プレミア12」では決勝で巨人山口俊投手(34)から先制3ランを放つなど、日本戦2試合で6打数3安打と結果を出している。東京五輪では1次リーグ初戦のイスラエル戦で1発を放ち、決勝トーナメント2試合では計9打数7安打3打点。ドミニカ共和国戦ではサヨナラ打も決めている。

姜白虎は高校時代には投手としても150キロ超の直球を投げ、「韓国の大谷」と騒がれた経験もある。今季韓国リーグでは75試合出場で打率3割9分5厘、10本塁打、61打点。イスラエル戦では4打数4安打2打点と大暴れし、7回コールド勝利の立役者となった。19年秋の「プレミア12」では日本戦2試合で計5打数2安打3打点。勢いに乗せると怖い存在だ。

他にも今季韓国リーグで本塁打、打点争いのトップを走る梁義智捕手(ヤン・ウィジ、34)にも注意が必要だ。今季同リーグ73試合出場で打率3割4分8厘、20本塁打、71打点をマークしている。98~01年に中日でプレーした李鍾範氏を父に持つ李政厚外野手(イ・ジョンフ、22)にも注目が集まる。

投手陣では7月中旬に追加招集された守護神、元阪神の呉昇桓投手(オ・スンファン、39)が早くも2勝を記録している。阪神時代の14、15年は2年連続でセーブ王に輝き、大リーグでも通算42セーブ、42ホールド。1次リーグ初戦のイスラエル戦は9回に同点ソロを浴びたが、タイブレーク方式の10回を無失点でサヨナラ勝利に貢献。決勝トーナメント初戦のドミニカ共和国戦は2点ビハインドの9回表無死一塁から投入され、3人斬りで逆転サヨナラ勝利を呼び込んでいる。

日本戦の先発投手は右腕の高永表投手(コ・ヨンピョ、29)。7月31日の1次リーグ2戦目・米国戦に先発して5回途中4失点。中3日で再び先発マウンドに上がる。