今季のJ2アルビレックス新潟は被シュート数がリーグで最も少ない。38試合で254本。1試合平均では6・7本にとどめ、昨季の8・0本から減少。ボールを大事にするというアルベルト監督の方針の下、攻められることが総じて少なく、失点も昨季の1試合平均1・31点から0・97点に減らしている。こうした数字からも進化の過程は明らかになる。

それでも17勝12分け9敗の勝ち点63で7位。既にJ1自動昇格圏の2位以内に入る可能性が消滅し、今季は3~6位までが出場する「J1参入プレーオフ」もない。これまでなら6位以内を目指し、J1昇格へ向けた戦いは続いていたはず。残りは4試合。貫き続けたスタイルに磨きをかけ、最低でも6位以内でシーズンを終えたい。

次節は13日午後2時から、ホームで愛媛と対戦する。相手はJ3降格圏の20位に低迷するが、ホームで過去3戦全敗と相性が悪く、気は抜けない。前節の最下位松本戦(1-1)もそうだったが、相手はJ2残留を目指し、必死で向かってくる。新潟も「6位入賞」のため、気迫でも上回り、是が非でも勝ち点3を勝ち取りたい。【石川秀和】