セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」

格下に動きちぐはぐ、プライド感じず/セルジオ越後

<ワールドカップ(W杯)アジア2次予選:日本2-0キルギス>◇F組◇14日◇ドレン・オムルザム

セットプレーからの2得点で勝ったけど、流れの中での決定機は相手の方が多かった。日本はパスのスピードも連係も足りない。動きがちぐはぐで、両サイドのオーバーラップも少なかった。ファウルが多い。つまりファウルでしか止められない場面が多かった。

日本対キルギス キルギスに勝利しタッチを交わす吉田(右)ら日本代表の選手たち(撮影・横山健太)
日本対キルギス キルギスに勝利しタッチを交わす吉田(右)ら日本代表の選手たち(撮影・横山健太)

これらについて、ピッチ状態の悪さを言い訳にはしてほしくない。相手はしっかりドリブルで破ってきたよ。ピッチ状態を含めて、アウェーであることを意識しすぎ。2-0とリードの終盤にも時間稼ぎなどの駆け引きが乏しかった。

本当はもっとレベルの差がある相手のはずなのに、それを見せつけるプライドが感じられなかった。「勝てばいい」とでも思っていたのだろうか? W杯予選は結果が最優先で、最終予選なら形や内容など二の次になる。でも、せめて2次予選では余裕のある戦いを見せてほしかった。(日刊スポーツ評論家)

 ◆セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

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