J2磐田のMF上田康太(29)が、古巣大宮からの勝利にこだわってピッチに立つ。明日17日のアウェー大宮戦に向け、15日に磐田市内で開かれた紅白戦では主力組としてプレー。全体練習後にはDF伊野波雅彦(29)、MF宮崎智彦(28)とピッチサイドに座り込み、約5分間の青空ミーティングに臨んだ。「勝つために、どうしていくか。いい話し合いができているのはいいこと」と、攻撃を組み立てる際の課題について意見交換したという。

 大宮には苦い気持ちを置いてきた。「いちばん負けたくない相手」と吐露するほど。磐田から11年に移籍し、31試合1得点とレギュラーに定着したものの、12、13年シーズンは出場機会に恵まれず、14年3月にJ2岡山への期限付き移籍を選択。悔しい思いが強く残っているという。

 前節ホーム水戸戦(9日・2-1)では、直接FKを決めて逆転勝利に貢献した上田はこの日の練習でもセットプレーのキッカーを務めた。「アシストやゴールを増やしたい」と2戦連発へ意欲を示した。磐田は首位、大宮は4位ながら勝ち点差はわずかに1。「チームとして、やってやるぞという気持ちは強い。もっと上を目指したい」。上位対決を制し、J1昇格へ近づく。【保坂恭子】