ジュビロ磐田戦(17日)で右足を痛めた元スペイン代表のサガン鳥栖FWフェルナンドトーレス(34)は、次節横浜F・マリノス戦(29日、日産ス)への出場について、現時点で白紙だという。

負傷交代から一夜明けた18日、歩行は可能な状態だが、練習中は室内から現れず。うつむいたまま、取材にも応じず、練習場を後にした。

ルイス・カレーラス監督(46)によると「筋肉系のけがは、当日や次の日に症状が出ないことが多く、間を開けて検査する」方針だという。横浜戦の出場については、19日までに行う予定の検査結果次第で判断。「症状がどれぐらいかが分かれば、試合に間にあうのか、そうでないのか、決まってくる。トレーナーやドクター陣が彼の回復に向け対応していくことが大切になる」と話した。

フェルナンドトーレスは、磐田戦の後半6分に足の違和感を覚えたといい、交代。試合後、指揮官は「足(右)の外の筋肉部分を痛めているようだ」と話していた。離脱となれば、得点力不足が深刻な鳥栖には痛手だ。