浦和レッズは21日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ最終節でホームに北京国安(中国)を迎える。

20日に埼玉スタジアムで公式会見が行われ、オズワルド・オリベイラ監督とFW興梠慎三が出席。指揮官は「両チームにとって非常に重要な試合。この最終戦でグループ突破の2チーム目が決まる。明日は突破するためにベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

午前中にはさいたま市内の練習場で非公開練習を行った。スコアレスドローの引き分けか勝利が突破条件。興梠は全体練習後も残り、シュートの感覚を確かめた。「0-0でも突破できると思うけど、そういうことは考えずに、全力で勝ちにいきたい」と頼もしく語った。

アウェーでは0-0の引き分けと敵地での結果としてはノルマをクリアしたものの、シュート数はゼロ。アジアサッカー連盟によればボール支配率は33・6%と、防戦一方の展開を強いられた。

興梠は「気持ちを前面に出して戦わないといけない。なにより球際で負けるわけにはいかない。絶対勝ちたい」と、気合のこもった言葉を続けた。