J2水戸ホーリーホックは14日、東京オリンピック(五輪)世代のジュビロ磐田FW小川航基(21)の育成型期限付き移籍での加入を発表した。背番号は19。

桐光学園から16年に磐田に加入した小川航は今季、ここまで5試合無得点だった。負傷やFWロドリゲス、FW中山の加入もあり、先発出場は0。U-22日本代表として臨んだ6月のトゥーロン国際大会(フランス)では、4試合に出場。準決勝のメキシコ戦、決勝のブラジル戦でゴールを決めて準優勝に貢献したが、東京五輪出場に向けライバルとなるFW上田(法大)やFW前田(松本)が南米選手権でA代表デビューするなど、さらなるアピールが必要な状況だ。

小川はクラブを通じ「J1昇格の為に全力でプレーします」とコメントした。また磐田を通じては「この時期にチームを離れることは、簡単な決断ではなかったですが、また成長した姿を見せられるようにがむしゃらに頑張りたいと思います」とコメントした。