沼津「街と街の戦い」静岡ダービー負けられない一戦

J3アスルクラロ沼津と藤枝MYFCの「静岡ダービー」が10日、沼津・愛鷹広域公園多目的競技場(午後1時)で行われる。

6日、両クラブはリーグ戦で通算6度目となる対戦に向けて練習を再開。現在リーグ3連敗中の沼津は、ルーキーのDF浜託巳(23)が7戦ぶり勝利を誓った。藤枝は、9戦負けなしの2位と好調。勢いそのままにダービー初勝利を狙う。

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沼津はダービーを上位浮上のきっかけにする。現在6戦勝ちなし(2分け4敗)で、14位と苦しんでいる。だが、藤枝との通算成績は3勝2分け。好相性のライバルから7試合ぶりの勝ち点3を狙う。

浜は沼津市内で行われた練習に参加。サイドから鋭いクロスを送るなど、精力的な動きを見せた。3試合連続でフル出場中。ダービーも左サイドバックでの出場が濃厚だ。「球際の攻防が鍵になる。守りに入ることなく、積極的に仕掛けたい」と力を込めた。吉田謙監督(49)も「街と街の戦い。一体となってぶつかる」と語気を強めた。

藤枝明誠高出の浜は、高校時代に藤枝東とのダービーを経験した。「当時は特に意識することはなかった」と振り返ったが、新潟経営大を経て今季から沼津に加入。心境に変化が生まれた。「プロである以上は意識する。ダービーでの負けは許されないと思っている」。リーグ戦は残り5試合。負けられない一戦を制し、終盤戦へ弾みを付ける。【古地真隆】