J1制覇を果たした横浜F・マリノスがさらなる戦力充実でリーグ2連覇とアジアの頂点を狙う。

ブラジルのパルメイラスから期限付き移籍している守備の要のDFチアゴ・マルチンスとFWエリキが来季も残留する可能性が高いことが7日、わかった。関係者によるとチアゴは完全移籍での加入となる見込みで、エリキは期限付き移籍を延長して再契約する。

チアゴは今季全34試合中33試合に先発し、不動のセンターバックとして横浜の最終ラインに君臨。強靱(きょうじん)なフィジカルと対人能力の強さで何度もピンチを救ってきた。この日も得点を決めたエリキは今夏から加入し、12試合で8得点をマーク。170センチと小柄ながら巧みなボールさばきと速さを武器に1トップとして横浜の攻撃を支えた。ACLも出場する来季へ、J1制覇に貢献した主力の残留は、これ以上ない補強となりそうだ。