札幌ジェイが鬼門鹿島戦ゴール宣言「心配しないで」

  • 鹿島戦を控え練習で汗を流す札幌FWジェイ(奥)。手前はMF宮沢(撮影・浅水友輝)
  • リラックスした表情で練習する札幌FWジェイ(撮影・浅水友輝)

鬼門突破へ、ベテランが気炎を上げた。北海道コンサドーレ札幌は7日、8日の鹿島アントラーズ戦(カシマ)に向け千葉市内で練習を行った。FWジェイ(38)が練習後にオンライン取材に応じ、「ゴールは必ず取る」と宣言。90分間フル出場し勝利に貢献した4日横浜FC戦から中3日の過密日程にも音を上げず、過去公式戦9戦未勝利の敵地カシマスタジアムでの初白星を約束した。

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俺が決める。38歳のFWジェイが元気だ。先発が濃厚な鹿島戦に向けた前日練習でも、リラックスした表情でボールを蹴った。対鹿島は過去19戦で1勝のみ。敵地では9戦未勝利と鬼門の一戦に向け、「鹿島はやっぱりいつも通り安定していて強いチーム」とした上で「ゴールは必ず取る。心配しないで」と言い切った。

リーグ再開初戦となった前節横浜FC戦では、昨年10月13日ルヴァン杯準決勝第2戦G大阪戦以来、10試合ぶりに90分間ピッチに立った。「非常にタフな試合だった。最後のほうはきつかった」と苦笑い。それでも「これからたくさん試合をやるほど、どんどんコンディションは上がっていくので、90分通して活躍できるようになる」と自信を見せた。

リーグ中断期間中の3月21日、敵地で無観客で行った鹿島との練習試合では、主力組で戦った最初の90分(45分×2)の2本目に途中出場。15分間の短い出場時間で2得点を挙げた。4-2で勝ちカシマスタジアム“初勝利”の予行演習となったが、「公式戦とは全然違う。相手も3連敗中でホームで勝たないといけない。いつも通りに自信と勝ちたい気持ちを熱く持って行かないといけない」と気を引き締めた。

「最後の10分はサポーターの声がすごく大事。背中を押してくれていた」。無観客のリモートマッチの経験で改めてファンの声援の重要性に気づけた。前節からの敵地4連戦を終えれば、22日東京戦(札幌ドーム)で観客のいるホーム戦が控える。ジェイは「一番は勝ち点3を取ること。アウェー4試合で良い結果を出して、ホームで良い雰囲気で試合ができるようにみんなで頑張りたい」。クラブ最年長&J1最多得点を誇るストライカーの今季リーグ戦初ゴールが決まれば、勝利は自ずと近づいてくるはずだ。【浅水友輝】

○…ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)が豪雨の被害を受けた熊本県を気遣った。同県は札幌が長年キャンプを張り、今季も約1カ月間滞在した。「我々にとって知らない土地ではない。お見舞いを申し上げるとともに、そういった方々にも我々の試合の時間には喜んでもらえるような試合を見せたい」。鹿島戦での勝利で被災地に元気を届ける。