ベトナム1部サイゴンFCに完全移籍することが決まった横浜FCの元日本代表MF松井大輔(39)が4日、オンライン上で移籍会見に臨んだ。

3週間ほど前に、話があった。FWカズ(三浦知良)からは「やれるなら、やれる体があるなら、やった方がいい」と背中を押された。そして「俺も行きたいから早く呼んでくれ」と冗談を言われたことも明かした。

松井は18年1月に横浜FCに移籍し、今季は3試合出場(無得点)にとどまっていた。京都サンガF.C.でプロ生活をスタートし、これまで日本、フランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドのクラブに所属した経験があり、今回の移籍により6カ国目。「選手として、ベトナムのサッカーの発展もそうですし、日本とベトナムの懸け橋になれたら」と抱負を口にした。