J3アスルクラロ沼津は6日、御前崎市内でJ2モンテディオ山形と練習試合(45分×4本)を行い、0-7で敗れた。主力組が出場した1、2本目は0-3だった。

2本目の5分にカウンターから先制を許すと、その後も2失点。同36分に左サイドでパスを受けたFW今村優介(23)が決定機を迎えたが、決めきれず。攻守で課題を残した。ボランチのMF菅井拓也ゲーム主将(29)は「『前線からボールを奪いにいく』、『最終ラインからボールをつなぐ』ことにトライしたけど、自分たちの思い通りにはできなかった」と振り返った。

沼津の今季開幕戦となる第2節ホームFC今治戦(3月20日)までは、残り約1カ月半。今井雅隆監督(61)は「良いスコア、良い内容だけが収穫ではない。修正点が出たことが良かった」。菅井も「新しい選手も多い。監督が求めるものを1人1人が理解できるように練習から取り組み、発揮できるようにしていきたい」と顔を上げた。完敗を糧にチーム作りを進める。【前田和哉】