J1清水エスパルスは、鹿島アントラーズに大敗したものの、続く名古屋グランパス戦では最低限の勝ち点1を積み上げた。
名古屋戦では、鮮やかな前線の連係から同点ゴールが生まれた。0-1の後半29分、右サイドに展開すると、途中出場のMF滝裕太(22)が、おとりの動きでゴール前へ。相手のマークを引き連れると、空いたスペースにFWチアゴ・サンタナ(28)が走り込んだ。相手DFを振り切り、FW藤本憲明(32)の右クロスを右足でワンタッチシュート。ゴール左下へ流し込んだ。「瞬間的にダイレクトで打つ判断をした」とサンタナ。アシストした藤本は「ある程度(チアゴと)お互いどんなプレーヤーなのかつかめた。次につながると思う」と振り返った。
だが、勝ち越すことはできずに最近リーグ7戦勝ちなし(4分け3敗)となった。順位は16位を維持したが、残留争いに身を置く状況は変わらない。チーム最多8得点のブラジル人ストライカーは「タフなゲームで重要な勝ち点1をものにした。自信を失わずに、前向きにとらえたい」と強調した。名古屋戦の引き分けを価値あるものにすべく、今後も地道に勝ち点を積み上げていく。【古地真隆】
▽鹿島戦得点経過 前半18分(鹿島)上田綺世 前半44分(鹿島)アルトゥール・カイキ 後半36分(鹿島)和泉竜司 後半43分(鹿島)遠藤康
▽名古屋戦得点経過 後半12分(名古屋)前田直輝 後半29分(清水)チアゴ・サンタナ



