完封勝ちに貢献した浦和レッズのDFアレクサンダー・ショルツ(29)は、ユーモアを交えて10試合ぶりの勝利を喜んだ。
「本日はブーイングじゃなかったことがうれしかった。ファン、サポーターの皆さんに勝利を届けることができてよかった」。
3試合ぶりの得点は自らのヘディングから生まれた。前半21分、MF岩尾の左CKにゴール前の混戦で抜け出し頭で合わせた。その2分後にもCKからMF伊藤が今季初得点を挙げ、前半に3ゴールとたたみかけた。
ゴール前を鉄壁で守り、チャンスがあれば攻撃にも参戦。「高いモチベーションで挑むことできた。自分自身楽しむこと出来たし、埼玉スタジアムにいる全員が楽しむことできたと思う。ただ、後半は長く感じられる試合になってしまった」。反省も忘れなかった頼もしいディフェンダー。ファンを楽しませる試合をここからもっと増やしていく。