俺たちがヒーローだ!J1アルビレックス新潟は14日、ホームで昨季王者の横浜F・マリノスと対戦する。13日は聖籠町で軽めの調整を行った。5試合ぶり勝利の鍵を握るのはボランチの高宇洋(25)と、右サイドバックの藤原奏哉(27)。攻守に欠かせない2人が得意のボール奪取とビルドアップの起点となるプレーでチームをけん引し、相手を困惑させる。
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新潟在籍3年目のコンビが横浜をパニックに陥らせる。試合前日会見に参加した高は「うちは勝ちに飢えている。勝つために走りまくる」と話せば、藤原も「得点を奪うために、いい判断をして攻撃的な姿勢を示したい」と昨季J王者撃破へ力を込めた。
連敗を3で止めた前節7日の柏レイソル戦(0-0)はともに先発フル出場。高は中盤の底で相手がパスを受ける前にボールを奪うインターセプトを狙うだけでなく、そのボールをダイレクトで前線の味方に通して速攻の起点となった。試合終了間際には伊藤、高木、鈴木との連係から「新潟らしい」中央突破にも関わった。高は「ゴールから逆算した中で最善のプレーを選択し、次もタイミングがあれば攻撃に参加する」と相手ゴール前への進入ルートをイメージする。
藤原は安定した守備に加え、立ち位置を微調整しながらビルドアップに参加。自陣から迫力のあるドリブルも繰り返して攻撃に厚みを出した。今節、右サイドでは突破力のある横浜のFWエウベル(30)とのマッチアップが予想される。いい守備からいい攻撃へ。藤原は「危険なところに行かせないように対応する。1対1で勝てれば逆に攻撃でチャンスになる」と負けるつもりはない。
直近5試合で1勝1分け3敗と波に乗り切れない新潟に対し、横浜は6試合負けなしで2連勝中と好調だ。攻守にアグレッシブな手ごわい相手だが「こういうチームに勝てば1つ流れが変わる。いつも通り戦い、勝ち切りたい」と高。攻撃スタイルを貫き、真っ向勝負で勝ち点3を奪いにいく。【小林忠】



