名古屋グランパスは3日夕、サンフレッチェ広島から元日本代表MF森島司(26)が、完全移籍で加入すると発表した。新天地での背番号は「14」に決まった。
森島は、今季ここまで20試合2得点で、J1通算153試合19得点。Jリーグ屈指のアタッカーで攻守に強度の高いプレーをする。広島で背番号10を担っていたエース選手のシーズン中のライバルクラブへの移籍は、極めて異例だ。
森島と広島は2年半の長期契約を残しており、名古屋は広島に移籍金の満額となる推定2億円を支払う見込みとみられ、今夏のJリーグ日本人選手で一番の大型移籍として注目されていた。
三重・鈴鹿市生まれの森島は、四日市中央工を卒業。以来、クラブ一筋在籍8年目の広島への愛着はあったが、中学時代は名古屋ジュニアユース(U-15)に在籍。名古屋は故郷にも近い。
名古屋は今夏、ブラジル人FWマテウス・カストロ(28)が、サウジアラビアのアル・タアーウンFCへ完全移籍しており、補強は急務だった。
森島は、クラブを通じて「サンフレッチェ広島から加入しました森島司です。覚悟を持ってグランパスに移籍してきました。いち早くチームにフィットしてタイトル獲得に貢献できるように頑張ります」とコメントした。チームには4日から合流する予定。
◆森島司(もりしま・つかさ)1997年(平9)4月25日、三重・鈴鹿市生まれ。名古屋ジュニアユース(U-15)から四日市中央工に進み、16年広島入り。広島では高校の先輩FW浅野拓磨が付けた背番号29を担い、2年目から出場機会をつかむ。20年から背番号10をつけ、今季が入団8年目。J1通算153試合19得点。日本代表は19年12月10日のE-1東アジア選手権中国戦でデビューし、国際Aマッチ通算4試合無得点。ドリブルや正確なプレースキックを駆使し、抜群の攻撃センスを持つ。175センチ、67キロ。



