J1残留を目指す下位同士の東京ダービーは、FC東京がFW長倉幹樹の決勝点ゴールで東京ヴェルディに1-0で勝利した。

3万7424人を数えた白熱の一戦。随所に激しい攻防が繰り広げられた中、後半45分には両チームの選手が入り乱れる事態が勃発した。

東京V側のコーナー付近でボールを巡って両チームの選手が激しく競り合った。東京VのMF福田湧矢が相手DF長友佑都に体を当てられ、ピッチに倒れ込んだ。

プレーが続行する中、ボールをキープしたFC東京のFW長倉幹樹が、ピッチに倒れ込んでいる福田の体に当ててボールをゴールライン外へと出した。この行為に東京V側の選手が激高した。激しく詰め寄り、体を押し合い一時は騒然となった。

しばらくゲームは中断。長倉は「反スポーツ的行為」でイエローカードが出された。1点を巡り両チームの意地が激しくぶつかり合い。サポーターの歓声、ブーイングも混じりスタジアムのボルテージは最高潮となった。

勝利を手にした長友は「ダービーはやっぱり勝たないと意味がない。内容どうこうよりも勝つことがすべて。今日は勝利を届けられて良かったです」。海外生活が長かっただけに、自身にとっては2008年以来のダービー勝利とあって「17年もやっているんですね」と感嘆した。

【J1】「東京ダービー」16位東京が15位東京Vに1-0勝利/第29節スコア詳細