川崎フロンターレは23日、GK安藤駿介(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。
09年川崎Fの下部組織からトップ昇格した安藤は、湘南ベルマーレに期限付き移籍した経験はあるが、川崎F一筋で17年、下部組織を含めると23年にわたって在籍した。
クラブを通じて安藤は「コンディション面ではまだプレーを続ける選択肢もありましたが、フロンターレ以外でプレーする自分を想像することができず、契約満了を迎えるこのタイミングで引退することを決めました」などと理由を説明した。
同じく今季限りでの退団を発表したGKチョン・ソンリョンらの前になかなか出場機会を得られなかったが、今年2月のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグ第8戦で、16年5月25日のナビスコ杯・仙台戦以来、実に9年、3191日ぶりに公式戦出場を果たした。
「あんちゃん」の愛称で親しまれ、選手、スタッフ、メディア、誰からも愛された。広く信頼され、選手会長を務めるなど、チームに欠かせない人物だった。代表では、U-23日本代表として、4位となった12年のロンドンオリンピック(五輪)にも出場した。
コメント全文は次の通り。
コンディション面ではまだプレーを続ける選択肢もありましたが、フロンターレ以外でプレーする自分を想像することができず、契約満了を迎えるこのタイミングで引退することを決めました。アカデミー時代から数えると23年間、トップチームでは17年間、同じクラブでプレーできたことを心から誇りに思っています。17年間という時間は長く感じますが、必死に走り続けてきたからこそ、振り返ればあっという間でもありました。ここまでの道のりには本当にさまざまな出来事があり、とてもこの場だけでまとめられるものではありません。長い間プロとしてプレーを続けることができたのは、何より人と環境に恵まれたおかげです。クラブ関係者の皆さま、一緒に戦ってきた仲間、そしてどんなときも支えてくださったファン・サポーターの皆さまに、心より感謝いたします。あらためてお話しする機会があると思いますので、今日は簡単なご報告に留めさせていただきます。また、湘南ベルマーレに関わる皆さま。2013年の1年間がなければ、ここまで長くプロ生活を送ることはなかったと思います。当時、チームに貢献することはできませんでしたが、自分にとって欠かすことのできない時間の1つです。本当にありがとうございました!最後になりますが、シーズンはまだ続いています。 最後までケガなく、チーム一丸となって戦う姿勢に変わりはありません。残り2試合も、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。23年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。



