バルセロナは今夏、左利きのウイングを探しており、2人を獲得候補に挙げているとスペイン紙スポルト電子版が29日に報じた。

同紙によると、今季期限付き移籍で加入したイングランド代表FWラッシュフォードのパフォーマンスに関して、フリック監督を含め、バルセロナとして満足しているとのことだ。そのため、クラブは2月に選手の関係者と残留に向けた話し合いを実施し、3000万ユーロ(約54億円)の買い取りオプションを行使する準備を進めていたという。しかし、最終決定を下す前により若い将来性のある選手を検討するため、市場調査を行うことを決定したとのことだ。

クラブのスポーツ部門はプレー面と経済面の両方を考慮し、他のポジションの補強(有力候補はミランのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニとアトレチコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス)に大きな影響を与えない範囲で、新たなウイング探しに動いている。その候補として、ベンフィカのノルウェー代表FWアンドレアス・シェルデルップとオサスナのスペイン代表FWビクトル・ムニョスを挙げているとのことだ。マジョルカに売却したジャン・ビルジリの可能性もあるが、現時点で連れ戻すことは考えていないという。

 

21歳ですでにモウリーニョ監督指揮下で確固たる地位を築いているシェルデルップに関して、クラブは激しい点の取り合いの末に5-4で勝利した昨季の対戦時のパフォーマンスを高く評価しているという。ジョアン・ラポルタ会長に非常に近い人物であるラファエラ・ピミエンタ氏が務めており、移籍金は3000万ユーロ(約54億円)に達する可能性があるとのことだ。

27日の代表デビュー戦でゴールを決めた22歳のビクトル・ムニョスの契約解除金は4000万ユーロ(約72億円)と高額に設定されている。さらに、保有権の50%を保持するレアル・マドリードはバルセロナとの交渉に応じるつもりはないため、より難しい状況にあるという。

いずれにしても、バルセロナがこれらの若手選手の獲得に動くかどうかはすべて、今季残りのラッシュフォードのパフォーマンスに次第になると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)