18年アジア大会(ジャカルタ)代表で北海道・恵庭北高3年の御家瀬緑(18)が無風の条件下、土井杏南(JAL)の11秒60に次ぐ、11秒70の2着で決勝進出を決めた。

中盤以降は土井の背中を追う形となり「予選の時はアップから動いていたけれど、本番になると、調子を上げられていない。ちょっと無理やり、体を動かした走り」と理想の形ではない様子だった。

前回大会で4位に入り、日の丸を背負ってアジア大会に進んだ。置かれた立場が変化する中、中盤の加速につながらない点を課題に挙げながら「(土井に)ついていこうと思う。去年とは(注目の受け方で)状況が違うけれど、また新鮮な気持ち。しっかりと疲労を取って、1本集中して走りたい」と28日の決勝を見据えた。