2区でベナード・コエチ(20=九電工)が、21人抜きの区間賞の快走で順位を4位に上げた。

トップのポール・クイラ(29=JR東日本)と45秒差の25位でたすきをうけると、ぐんぐんと前のランナーを抜いていく。区間記録まであと1秒の21分55秒でたすきをつなぎ、トップのアブラハム・キャプシス・キプヤティチ(26=旭化成)まで10秒差とチームを押し上げた。

レース後には悔しさまじりに「来年こそは1位で区間新をとりたい」とさらなる快走を誓っていた。