B1中地区で首位を走る新潟に新戦力が加わった。球団は19日、前琉球のPFアマンゼ・エゲケゼ(23)の獲得を発表した。今日20日の練習から合流する予定。

エゲケゼは今季横浜でプレーしていたが、11月に契約解除。今年1月には琉球に入団し、2月13日に契約満了になっていた。横浜、琉球では203センチ、100キロの体格を生かしたリング下でのプレーのほか、3点シュートの精度の高さでスコアメーク。琉球所属時の2月2、3日の新潟との対戦(アオーレ長岡)では2試合ともフル出場し、合計36得点(22点、14点)を挙げている。

新潟の外国人選手は、ここまでCダバンテ・ガードナー(27)、PFラモント・ハミルトン(34)の2人。ともに30分以上の出場時間の試合が多い。中地区優勝、チャンピオンシップ(CS)進出を狙う上で2人の負担を軽減し、総合力をアップさせる補強になった。

小菅学社長(45)は「ラストピースとしてエゲケゼ選手と契約することができ、うれしく思います」。エゲケゼは球団を通じて「何週間か前(2月の対戦)にここ(アオーレ長岡)でプレーしたときはファンの皆さまの熱量の高さにとても感動しました。たくさんの新しいエナジーをこのチームに与えたいと思います」とコメントした。