柔道のグランドスラム(GS)大阪大会(22~24日、丸善インテックアリーナ大阪)に出場する男子60キロ級と66キロ級代表が20日、試合会場での調整練習を公開した。

今夏の世界選手権66キロ級覇者の丸山城志郎(26=ミキハウス)は得意の内股などを入念に確認し、「自分の柔道を貫き、一番強い存在であることを示したい」と決意表明した。今大会を優勝すると、20年東京五輪代表に決まる可能性がある。天理大の先輩で16年リオデジャネイロ五輪73キロ級金メダルの大野将平から「しっかり勝ち切れよ」との金言を授かった。直接対決3連勝中で、17、18年世界王者の阿部一二三との対決も注目されるが「全く頭の中に入っていない」と集中力を高めていた。