ウィザーズのルーキー八村塁(22)が敵地でのジャズ戦で、復帰後10試合連続で先発し、5試合連続の2桁得点をマークした。

約32分の出場で15得点、7リバウンド、自己最多3スチールだった。チームは後半に逆転を許して突き放され、119-129で敗れた。ジャズは連敗を4で止めた。グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太(25)は、本拠地でのキングズ戦に途中出場し、4分22秒のプレーで無得点だった。チームは101-104で敗れた。

   ◇   ◇   ◇

八村が守備で何度も見せ場を作った。冷静な読みで相手のボールを奪い、自己最多3スチールを記録。「ディフェンスでも活躍していきたいと思っている。そこに関してはいいことができた」と納得の表情を浮かべた。

24日のバックス戦でも前年MVPのアデトクンボを抑えたように、守備面で着実な成長を見せている。この日は7リバウンドと高さも光った。攻撃では序盤から積極的にシュートを放つ姿勢が見られた。第3クオーター以降は2得点にとどまったとはいえ、「後半も少しずつ(攻撃に)絡めるようになっている」。着実な手応えを感じている口ぶりだった。