大坂左もも裏に痛み、赤土は負担大きく全仏欠場

  • 12日、全米オープン女子シングルスで優勝した大坂(AP)

テニスの4大大会、全米オープンで2年ぶり2度目の優勝を飾った大坂なおみ(22=日清食品)が全仏オープン(27日開幕、パリ)を欠場することを明かした。18日に自身のSNSに英語と日本語のメッセージを掲載。「残念ながら今年のフレンチオープンの出場を断念することにしました。2つの大会の日程が近いため、体をクレーコートに向けて整える時間が足りないと判断しました」。英語では痛めていた左太もも裏、「ハムストリングが痛い」ともつづっている。

大坂は8月29日にウエスタン・アンド・サザン・オープンの準決勝で左太もも裏を負傷して決勝を棄権。全米でも2回戦から左太ももにテーピングをしてプレーした。優勝会見では全仏出場について「様子を見て考える」と、明言を避けていた。

全仏はコロナ禍の影響で例年5~6月の開催が秋に延期された。今年最後の4大大会になり、全米からの試合間隔がわずか2週間と過密日程になっていた。赤土の全仏は球足が遅く、ラリーが長引く傾向にあり、下半身への負担も大きい。

大坂は「近いうちに会えることを祈っています! それでは元気でね。なおみ」と締めくくっている。秋に予定されていた大会はコロナ禍で軒並み中止に。関係者によると、ツアーを統括するWTAは10~11月にトップ選手の「オールスター戦」の構想があるが、情勢は流動的。大坂はこのまま今季を終える可能性もある。