日本スポーツ振興センター(JSC)は24日、都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)で施設利用者1人が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。感染は21日に判明。当該利用者が18~21日まで使用していたNTCウエストの専用練習場と宿泊施設の客室は、22日から利用を中止した。

NTCでは、別の棟である同イーストで20日に感染者が判明しており、今回が2人目となった。同イーストの専用練習場と大浴場は感染判明後に利用中止。一時的にウエスト、イーストの両施設の一部が使用できない状況となった。

なおJSCはこの日午後、保健所の指示に従って同ウエスト宿泊施設の客室以外は午後3時から使用可能となったことも発表した。また他の施設については、日常的に感染症対策を行っていることから利用を継続する。現時点で他の利用者、関係者から体調不良の報告はないとした。