ラグビー日本代表の松島幸太朗(27)擁するクレルモンは、ボルドーに16-16で引き分けた。

クレルモンは前半13分までに2人が一時退場となり数的不利な状況に。そんな中でも同19分にFBで先発した松島がボールを奪取し、右展開でつないでWTBピノーのトライを演出した。

10-13で迎えた後半も、両チームとも一進一退の攻防が続いた。同34分にクレルモンのCTBバラクが、中央から約50メートルPGを成功させて16-16に。そこからスコアは動かず、そのまま引き分けた。松島は前半に続いて後半も、力強いタックルで何度もボールに絡んだ。終盤には、グラウンドに座り込んで足がつったようなしぐさも見せたが、フル出場した。この日は、珍しいピンク色のスパイクを履いていた。

試合は新型コロナウイルス感染拡大で延期となっていた第4節。予定されていた欧州チャンピオンズカップがコロナ禍で中断となり実施された。クレルモンは13試合を終え、7勝5敗1引き分けで暫定4位となった。