18年平昌冬季五輪、パラリンピックの日本選手団ウエア発表会が1日、都内で行われ、パラアイスホッケーの高橋和広(38=東京アイスバーンズ)が、これまで無かった車いす仕様の作りに「ストレスがない」と感嘆した。

 裾の長い上着を着て車いすに座ると腹部がもたつくが、今回は裾が短くしてあり、「今まであきらめていた」というズボンのポケットも座ったまま使いやすい位置につけられている。また、いすの車を動かす際に腕が汚れないよう、黒い布が当てられるなど細かな配慮がなされた。「ストレスなく移動できる。非常に本大会が楽しみです」とうれしそうに話した。

 パラアイスホッケー代表は、銀メダルを獲得した10年バンクーバー以来2大会ぶりの出場。これで4大会目の出場となる高橋は「バンクーバーの再来となるように」と活躍を約束した。