20年東京パラリンピック開幕まで1年となった25日、東京・代々木公園陸上競技場(織田フィールド)などで行われたカウントダウンイベントに車いすテニスの国枝慎吾(35=ユニクロ)、上地結衣(25=三井住友銀行)も参加して会場を盛り上げた。

2人は代々木公園内のサッカー場に設営されたコートでラリーを披露した後、お笑いタレントとダブルスを組んで対戦。国枝がガリベンズ矢野、上地が小島よしおと組んだ1ゲームマッチは熱戦の末、上地組の勝利に終わった。

とも昨年10月のジャカルタ・アジアパラのシングルスを制し、すでに東京大会の出場権を獲得している。国枝は「東京では金メダルを取ることが目標。(会場の)有明では1人でも多くの人にプレーを見てほしい。興奮を味わってもらえると思う」、上地は「せっかくの機会。世界トップの選手と熱い戦いを見せられると思うので応援してほしいです」と、集まった人たちに本番での来場を呼びかけた。

国枝は08年北京、12年ロンドン大会を連覇して以来の、上地は3度目のパラリンピックで初の金メダルを目指す。