東京パラリンピック代表がかかった日本一決戦が始まった。

BC2(脳性まひ)では3年連続6度目の優勝を目指す杉村英孝(37=伊豆介護センター)、3年ぶり8度目の優勝を狙う広瀬隆喜(35=西尾レントオール)が順当に2連勝(広瀬は不戦勝を含む)。16年リオデジャネイロ・パラリンピック団体戦銀メダルの原動力になったライバル同士が、5年連続7度目の決勝対決へスタートを切った。

BC3(脳性まひ、運動機能障害)では河本圭亮(21=東郷町施設サービス)が3連覇へ、BC4(運動機能障害)では江崎駿(18=法大)が連覇へ2連勝。BC1(脳性まひ)では藤井友里子(47=アイザック)が10度目の優勝へ、中村拓海(21=愛徳福祉会)が初優勝へ白星スタートを切った。

東京パラリンピックでは個人戦4種目と団体戦3種目が実施され、日本は団体戦に開催国枠を与えられている。今大会4クラスの優勝者は世界ランキングに入っていることと国際クラス分け審査をクリアしていることを条件に団体戦メンバーに内定する。