銅メダルを獲得した卓球女子団体の福原愛(27=ANA)、石川佳純(23=全農)、伊藤美誠(15=スターツ)が、試合を終えてNHKの生中継でインタビューを受けた。

 3人はメダルを首にかけて出席した。メダルを決めた瞬間は涙が止まらなかったキャプテンの福原。メダルについて聞かれると、「(ロンドン五輪から)4年間、ケガや体調不良で多くの人に心配や迷惑をかけた。だから絶対にメダルで恩返しをしたかった。ロンドンと同じか、それ以上にうれしい」とやわらかい笑顔で話した。

 4年後の東京五輪について、伊藤は「しっかりそこの舞台に立てるように」と、石川は「もっと強くなってチームを引っ張る」と話した。一方、最後に聞かれた福原は「続けるかどうかも含めて、まだなにも考えられていません」と明言を避けた。「もう少し、みんなで頑張って勝ち取った勝利に浸りたい」と続け、穏やかに笑った。