侍ジャパンが31日、東京オリンピック(五輪)1次リーグ2戦目となるメキシコ戦(横浜スタジアム)に臨む。試合開始は正午。森下暢仁投手(23=広島)が先発する。

初戦のドミニカ共和国戦を勝利した日本は、メキシコ戦に勝てば2勝0敗でA組1位が決定する。負ければ3チームが1勝1敗で並び、規定によりTQB=(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)の大きい順に順位が決まる。A組はここまで2試合とも1点差の僅差。日本はメキシコに敗れると得失点率の比較で不利になり、3位の可能性が高くなる。

 

野球の主なルールは以下の通り。

 

◆大会方式 1次リーグは参加6チームを世界ランクによりA、Bの2組に分け、各組3チームの総当たりで順位を決定。勝敗が並んだ場合は(1)直接対決成績(2)得失点率差(3)得自責点率差(4)チーム打率(5)コイントスの順で決定。順位に基づき、決勝トーナメントを行う。

◆試合方式 9回制。延長10回からタイブレークを行う。

◆タイブレーク 無死一、二塁から始める。

◆コールドゲーム 5回以降15点差以上、7回以降10点差以上(決勝と3位決定戦は適用しない)。

◆投球時間制限 無走者の場合、捕手の返球を受けてから20秒以内に投球しなければならない。

◆指名打者 採用。

◆リプレー検証 監督は映像によるリプレー検証を要求できる。

◆使用球 SSK社製。