侍ジャパンが韓国との大熱戦を制して、銀メダルを獲得した96年アトランタ大会以来、25年ぶりの決勝進出を決めた。1次リーグ初戦から4連勝で銀メダル以上を確定した。

先制したのは侍ジャパンだった。3回に坂本の犠飛で1点を先行し、5回には吉田正の中前適時打でリードを2点に広げた。

先発山本は5回まで2安打無失点と好投も、6回に失策絡みで無死二塁とされ、姜白虎に左前適時打を浴びた。さらに1死一、三塁とされて降板すると、2番手の岩崎が金賢洙に中前適時打を浴びて同点となった。7回からは伊藤が2回無失点と力投した。

そして、8回2死満塁の好機で山田が決勝の3点適時二塁打を放って試合を決めた。

五輪での韓国戦は00年シドニー大会から4連敗中だったが、こちらも96年アトランタ大会以来、26年ぶりの勝利となった(通算4勝4敗)。

決勝戦は7日午後7時から。相手は5日に戦う米国対韓国の勝者と金メダルマッチに臨む。

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