ホーム 東京オリンピック2020 野球・ソフトボール ニュース RSS 侍近藤健介の一ゴロがリプレー検証に… 判定の焦点は二塁を目指す意志 [2021年8月5日1時13分] 日本対韓国 6回裏日本2死一、二塁、二塁走者近藤へのタッチについてビデオ判定を要求する韓国ベンチ(撮影・河野匠) <東京オリンピック(五輪):野球・日本5-2韓国>◇4日◇準決勝◇横浜スタジアム 侍ジャパンの近藤健介外野手(27)の一ゴロが、相手抗議によりリプレー検証となる一幕があった。8回1死、一ゴロを処理した韓国側が「3-6-3」の併殺を狙ったが、ベースカバーに入った投手が一塁ベースを踏み損ねてセーフに。さらに駆け抜けた近藤がフェアゾーンに入っていたため、韓国側はタッチアウトを主張した。抗議によってリプレー検証も行われたが、判定は変わらず。その後、山田哲人内野手(29)の決勝打につながった。公認野球規則には「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトとなる」と記載されている。つまり、近藤がフェアゾーンにいたかファウルゾーンにいたかではなく、二塁を目指す意志があったのかどうかが判定の焦点となる。今回のケースは、走り抜けた後の近藤に二塁を目指す動作がなく、歩いて一塁ベースへ戻ろうとしていたところをタッチされたため、審判団は「セーフ」と判断した。【関連記事】運命の日韓戦ライブ速報