侍ジャパンが悲願の金メダルを獲得した決勝戦を横浜スタジアムで観戦した王貞治侍ジャパン特別顧問(81=ソフトバンク球団会長)が試合後にコメントを発表した。

「目指していた金メダルを取れて最高です。しかも開催国ですから。僕は野球が国技だと思っている。五輪の金メダルというのは特別。これまでチャレンジしながら取れなかったものを、自国開催で取れたのは本当にうれしい。福島からすべての試合を見てきたけれども、僕は投手力が勝因だと思う。初めて対戦する投手というのは、どうしても打ちにくいもの。少ないチャンスをものにして、しっかり抑える。今日も2-0だもんね。まずは投手を褒めたい。前の五輪(64年東京五輪)は長嶋さんといっぱい回った。当時は20代。今は80代になったけど、この歳でまた五輪を目の前で見られて興奮しました」