米国に敗れ、銀メダルを獲得した日本の赤穂ひまわり(22=デンソー)は、五輪7連覇の米国との“壁”を痛感した。

前半から高さとフィジカルが武器の相手に劣勢となり、リードを許す展開が続いた。後半の第3Qには9点差まで詰めたが、最後は15点差の大差で敗れた。

赤穂は「日本は高さがない分、速いプレーで戦わないといけなかったが、それができず日本らしさを出せなかった。やりたいことをやらせてもらえず、相手の方が一枚上手だった」と冷静に振り返った。

表彰式ではメダルとともに五輪ブーケが渡され、その中にはひまわりもあった。もらって気付いた22歳は「『あっ』と思った。表彰台に上がるまで実感が湧かなかったけど、メダルとブーケをもらって『ああああ…』すごい所に立てたなと感じた」と笑みを浮かべていた。