東京オリンピック(五輪)に出場した日本選手団の間で、ハッシュタグ「#arigato2020」が広まっている。

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の10番、FW岩渕真奈(28=アーセナル)が発案したもの。ハッシュタグとともに、運営スタッフや海外の選手団、そして応援してくれた人への感謝の言葉が、英語と日本語でつづられている。

スケートボードのパーク女子で金メダルを獲得した四十住(よそずみ)さくら(19=ベンヌ)は、インスタグラムに感謝の気持ちを投稿。「今大会に関わった全ての方々に感謝をお伝えしたいです! 最高の大会を実現してくださり本当にありがとうございました」などとつづった。

ハッシュタグ発案者の岩渕も、「ホテルでの皆さんの優しさ、選手村での皆さんの笑顔や、練習会場試合会場での明るさや熱に、たくさんの元気とパワーをいただきました。(中略)オリンピックに関わってくれた全てのみなさんへ、ありがとうございました」と、長文で感謝の思いを表した。

他にも、ボクシング男子フライ級で61年ぶりの銅メダルを獲得した田中亮明(27=岐阜・中京高教)、ベスト4入りしたサッカー男子のMF相馬勇紀(24=名古屋)など、多くの選手がハッシュタグを付けて感謝の言葉をつづっている。