陸上男子1500メートル(視覚障害T11)で、唐沢剣也(27=群馬県社会福祉事業団)和田伸也(44=長瀬産業)は、ともに予選を通過した。

4分13秒32の2組1着だった唐沢は「1500メートルについては力不足もある。チャレンジャーの気持ちで臨んだ」と振り返った。和田は4分7秒96の1組2着。「着順で入れたのはよかった。調子はいい」とシーズンベストに納得の表情だった。

男子5000メートル(視覚障害T11)決勝で唐沢は銀、和田は銅だった。ともに31日の決勝は2種目のメダルを狙う。唐沢は「和田さん一緒に表彰台に上って、ガイドランナーも含め、みんなで最高の1日にしたい」と言い、和田は「スプリント勝負で負けないように。他の展開も考えながら、メダルを目指してやりたい」と闘志を燃やした。