生馬知季(29=WORLD-AC)は予選2組(追い風0・8メートル)で14秒50の6着で敗退となった。

中盤から少し体が硬くなってライバルに追い抜かれたが、持ち味のスタートダッシュは見事に成功した。「組で最下位の結果は悔しいが、自分の強みを出すことはできた。そこに関してはすっきりとしている」。和歌山・有田市出身で趣味は「爬虫(はちゅう)類採集や飼育」。自身初となるパラリンピックの大舞台を駆け抜けた男は、晴れやかな表情で話した。