森保ジャパンはPK戦の末にニュージーランドを下して、2大会ぶりの4強入りを決めた。GK谷晃生(20=湘南)が、相手2人目のPKを止めた。

後半途中から左サイドバックで出場したDF中山雄太(24=ズウォレ)は、PK戦で3人目のキッカーを務めた。「晃生(GK谷)がアドバンテージを作ってくれたので、晃生のアシストあってこそのゴール。本当に、気持ちは楽に蹴られた」と、谷に感謝した。

前半は押し込みながらも得点できず、後半は反対に攻め込まれた。中山の出場後は決定機が増えたが、最後まで両者得点できずに終わった。

中山は「拮抗(きっこう)した戦いをPKで勝ち取れた。次も間違いなく難しい試合になる。全員が最後まで力強い気持ちもってやれば、ものにできると思う。この勢いを次につなげたい」と、7月17日に強化試合で引き分けたスペインとの再戦となる準決勝に向けて切り替えた。