ホーム 東京オリンピック2020 サッカー ニュース RSS PK戦活躍の谷晃生「挽回するチャンスが来た」4年前U17の悔しさ晴らす [2021年7月31日23時27分] 日本対ニュージーランド PK戦で2人目のカカーチェのシュートを止めるGK谷(撮影・横山健太) <東京オリンピック(五輪):サッカー・日本0-0(4PK2)ニュージーランド>◇男子準々決勝◇31日◇カシマスタジアム 森保ジャパンはPK戦の末にニュージーランドを下して、2大会ぶりの4強入りを決めた。PKストップでヒーローとなったGK谷晃生(20=湘南)は、17年に出場したU-17W杯インド大会で、PK戦の末にイングランドに敗れていた。「U-17のベスト16で負けた悔しさがあったので、今日はそれを払拭(ふっしょく)するというか、チャンスだと思って、落ち着いて入りました。あのときの、ようやく挽回するチャンスが来たな、という感じでした」。4年前に味わった悔しさを、世界の大舞台で晴らした。PK戦の前には、元日本代表の川口能活GKコーチから、相手の分析メモを見せてもらった。谷は「データを見せられて、『これ関係なく直感を信じて、お前が自信をもってやればヒーローになれる』と送り出してもらいました」と明かしたが、「(データが)全然頭に入ってこなくて、直感を信じてやりました」と笑った。PKを止められたのは、読みが当たったからだった。今夜のヒーローは「最後までライン上に足を残して、直感を信じて。それに全力で跳ぼうと思って。それだけです」とクールに話した。